まいにち奈良づけ♪

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稲淵の『綱掛神事(男綱)』(明日香村)

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奈良検定も終わったので、久々に外へ!
朝からどこへ行こうかと迷いましたが、稲淵(いなぶち)と栢森(かやのもり)の『綱掛神事』を見学する為、明日香村へお出かけする事にしました。

ちなみに『綱掛神事』とは、古くから奥明日香に伝わる正月行事の一つで、「子孫繁栄」「五穀豊穣」「悪病退散」を祈願する神事のことです。

稲淵 綱掛神事 男綱

というのも!
明日香村の『綱掛神事』は、男綱(おずな)が成人の日、女綱(めづな)は1月11日に行われるのですが…
今年は成人の日と1月11日が重なったので、男綱と女綱両方の『綱掛神事』を一日で見学することができたのです!(仕事の都合で基本的に月曜日しか休みがない私にはとっても嬉しい巡り合わせ♪)

しかもしかも。閏年にはいつもより縄の数が1本多い男綱が見られるというので(←これについては後で書きます)更にお得感アップ!?

ネットで『綱掛神事』について調べると「男綱は午前から開催」となっていましたが、どうやら新しく掛ける綱の制作を開始するのが午前で、実際に『綱掛神事』が行われるのは午後3時頃のようでした。
なので昼過ぎに到着するよう車を走らせ、(稲渕付近で駐車すれば楽なのですが)奥明日香を散策するという目的もあったので石舞台付近の駐車場へ車を停めて歩きました。

▼稲渕の棚田
稲淵 綱掛神事 男綱

男綱は稲渕の棚田から少し南に進んだところにある「勧請(かんじょう)橋」近くに掛けられています。※ちなみに、勧請橋の下にある橋の名前は「神所(かんじょ)橋」です。

▼男綱近くの説明板。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲渕(いなぶち)の綱掛神事(つなかけしんじ)

 綱掛神事は、稲渕(いなぶち)と栢森(かやのもり)両大字に伝わる神事で、毎年1月に行われる。カンジョ掛神事ともいう。
 子孫繁栄(しそんはんえい)と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈るとともに、悪疫(あくえき)などがこの道と川を通って侵入するものを押しとめ、住民を守護するため神事といわれている。
 稲渕大字の神事の特徴は、全体を神式で行うことである。飛鳥川の上に陽物(ようぶつ)をかたどった「男綱(おづな)」を掛け渡し、神所橋(かんじょばし)と呼ばれる橋に祭壇を設け、神職が御祓(おはら)いをする。一方、飛鳥川上流の栢森大字の神事は仏式で行うことが特徴で、「女綱(めづな)」を飛鳥川に掛け渡しをする。

女綱の方の『綱掛神事』が「仏式」で行われるというのも面白いですね。
ちなみに、たびたび登場する「勧請」という言葉を辞書で調べると、”神仏の来臨を請うこと。神仏の分霊を他の場所に移しまつること。” と書かれていました。

ここからはハイライトで当日の様子をお届けします!


▼男綱が掛けられている場所に到着。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼近くでは地元の方が野菜などを販売されていました。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼掛け替える前の古い男綱。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼「勧請橋」付近から下へ降りていきます。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼甘酒のお振る舞いもあります!冷えた体に嬉しい心遣いです。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼男綱の長い綱部分を編んでいるところ。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼橋の下では陽物を制作中。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼こちらでは、竹の棒の先を削って尖らせたものに「札」と「みかん」を刺しています。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼出来上がった「みかん棒(勝手に命名)」を参加者全員で協力して並べていきます。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

▼古くなった男綱を外しているところ。大変な作業です。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

▼一年間村を守ってくれた男綱。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼完成した新しい男綱をみんなで上の「勧請橋」に運びます。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

▼縄に「榊」「藁」「紙垂(しで)」を等間隔でさしていきます。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼運び終わったら最後の微調整。
稲淵 綱掛神事 男綱

普段は12本巻かれているというシンボル周囲の細い綱が、閏年の今年は13本巻かれているのですが…
分かりますでしょうか?

▼13本!!
稲淵 綱掛神事 男綱

▼風格が漂っていますね。
稲淵 綱掛神事 男綱

いよいよ綱の取り付け作業です!

▼綱の先端を丘の上に移動させています。
稲淵 綱掛神事 男綱

▼木に固定した後…
稲淵 綱掛神事 男綱

▼陽物を持ち上げて橋の下へおろします。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

▼反対側の丘の木に固定された綱。
稲淵 綱掛神事 男綱

綱の掛け替えがおわったら「神所橋」の上で神事が執り行われます。

▼神事で使用される「榊」と「酒」と「米」と「塩」。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

▼これからまた一年。この地域を守ってくれることでしょう。
稲淵 綱掛神事 男綱

稲淵 綱掛神事 男綱

▼みかん棒は1人1本お持ち帰りさせてもらえます^^
稲淵 綱掛神事 男綱


■『綱掛神事(男綱)』の情報



開催日時:成人の日
開催場所:高市郡明日香村稲渕
お問合せ:0744-54-2362、3240(飛鳥京観光協会)
参加料等:無料
開催時間:午前〜(綱掛神事は15時頃〜)
アクセス:【電車・バス】近鉄「橿原神宮前駅」または「飛鳥駅」下車、奈良交通明日香周遊バス乗車「石舞台」下車、徒歩約15分
     【車】南阪奈道路葛城ICから国道24号経由10km10分

サイト :明日香村観光ポータルサイト 旅する飛鳥
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