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飛鳥大仏の顔はほぼオリジナルだった!?

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飛鳥大仏(丈六釈迦如来坐像)といえば、「鎌倉時代のはじめに火難に遭った為、飛鳥時代に止利仏師が造像した当初部分は面部と右手の一部などのごく僅かしかのこっていない」と今まで考えられてきましたが…
先日、以下のようなニュースが報道されました。

飛鳥大仏の顔、7世紀造立時のまま…補修説覆す:読売新聞(2016年11月11日)

 文献上、日本で鋳造された最初の仏像だが鎌倉時代に火災に遭った記録がある奈良県明日香村、飛鳥寺の本尊・飛鳥大仏について、藤岡穣(ゆたか)・大阪大教授(東洋美術史)らの研究グループが調査し、「顔部分のほとんどは7世紀の造立当初のものとみられる」と判断した。

 像の大部分が後世の補作だとするなど諸説あったが、重要な部分が古代の姿のままだったことになる。

 調査は今年6月、大阪大や東京文化財研究所、韓国国立中央博物館などの研究者約30人により行われた。

 研究グループは、顔と胴体の制作時期の前後関係を検討。顔の正面は、目や顎、額などに継ぎ目がなく、一体で造られた状態で残っており、ほとんどが当初のままと判断した。様式も奈良県内などに残る飛鳥仏と似ているという。顔に小さな銅板を留めてあるのは、当初に表面のムラを直した跡だとみている。

調査の結果<顔部分のほとんどは7世紀の造立当初のものとみられる>と判断されたということでした!
鎌倉以降の補修の割には、アーモンド型の目や法隆寺などに見られる飛鳥時代独特の造形がよく残っているなあ〜と思っていたのですが、今回のニュースを見てなんだか妙に納得しました。

▼ニュースを受けて飛鳥大仏を描いてみました。
飛鳥大仏.png

しかし、2012年10月20日の時点で既にこのニュースと同様のことが発表されていまいた↓
飛鳥大仏 ほぼ造立当初のままの可能性 文学学術院・大橋教授らがX線分析、従来の見解覆す研究成果

記事の中で、日本最古の仏像であるにも関わらず飛鳥大仏が国宝に指定されていないのは<飛鳥時代の制作当初部分が僅少で、そのほとんどが鎌倉時代や江戸時代の修補とみられてきたことが原因である。>と書かれているのですが…

これを機に飛鳥大仏の国宝指定もありうるかも!?
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