まいにち奈良づけ♪

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境内にロシア製大砲が残る『葛木坐火雷神社<笛吹神社>』(葛城市)

以前から存在は知っていたものの、実際に見たことがなかった「葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)」のロシア製大砲をようやく見に行ってきました!

▼鳥居前
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

大砲が置かれている「葛木坐火雷神社」は旧忍海郡14ヶ村の総鎮守社で、通称「笛吹神社」とも呼ばれています。
主祭神として火の神様「火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)」と笛・音楽の神様「天香山命(あめのかぐやまのみこと)」が祀られており、天香山命は朝廷の笛吹きをつとめた笛吹連の祖神でもあります。

神社のHPには由緒について以下のように書かれていました。

御創建は神代とも神武天皇の御代とも伝えられるが詳らかでない。

 しかし、当社に伝わる旧記には、『笛吹連(ふえふきのむらじ=当社の祭祀を代々受け継ぐ持田家の先祖)の祖 櫂子(かじし)は火明命の後にして崇神天皇の十年 建埴安彦を討ちて功あり 天皇より天磐笛を賞賜せられ笛吹連の名を命ぜられる』とあり、崇神天皇の御代にはすでに当社が鎮座していたことが伺える。
 又、平安時代に全国数万の神社より特に霊験灼かな神社を記載した延喜式神名帳には、葛木坐火雷神社二座並名神大月次相嘗新嘗』と記されている。ここに記された神社を式内社というが、延喜式内の神の数は大中小社併せて三一三二座あり、神社の数は二八六一社在る。
 そのうち七一座のみ、祈年祭、月次祭、新嘗祭、相嘗祭に朝廷より幣帛を賜った。御祭神火雷大神、天香山命はこの七一座に御加列になり、その上名神大社に列せられたばかりでなく、国の大事には必ず勅使(=天皇の御名代)が参向され幣帛を捧げられた。

 火雷大神を奉る火雷神社と笛吹連の祖神天香山命を奉る笛吹神社の二社は元々別に祀られていたようだが、延喜の制以前にこの地に祀られたのではないかと考えられる。

 天香山命の子孫 笛吹連が代々この地に住み、祖先神に奉仕し、この土地を笛吹と称えた。その為か、現在も正式な葛木坐火雷神社という名よりも笛吹神社という名の方が地元の人々にも親しまれている。

 現在は、火雷大神の御神徳から、火を扱う職業(飲食業・製造業・工場)や消防関係の崇敬を集めている。又、天香山命の御神徳から笛やフルート、尺八等楽器の上達を願う方の崇敬が篤く、全国各地から奉納演奏にみえる方も多い。


境内にも由緒書きがありましたが、大正時代に書かれたもののようで、現代人の私にはやや読みづらい文体でした。

葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼鳥居をくぐると石段が続きます
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

笛・音楽の神様をお祀りしているだけあって、お正月にはフルートや尺八など奉納演奏が行われるそうで、<天香山命の御神徳から笛やフルート、尺八等楽器の上達を願う方の崇敬が篤く、全国各地から奉納演奏にみえる方も多い。>とのことですが、私は小指が短くてリコーダーで一番下の穴を押さえられないので、なんとか演奏できるように小指伸びて欲しいです…。


日露戦争記念のロシア製大砲「加農攻守城砲」


石段を登ると広庭があり、存在感抜群の大砲が目に飛び込んできます!

▼境内のひらけた場所に大砲が置かれています
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

周辺には天然記念物のイチイガシ林があるのですが、森と機械の組み合わせって(ラピュタ的?で)個人的にめちゃくちゃ魅かれるので…なんとも幻想的な雰囲気にテンションがあがりました。

▼近寄ってみると凄い迫力に圧倒されます!
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

碑文には以下のように書かれていました。

この大砲は日露戦役の記念として明治四十二年六月に政府より当神社へ奉献された露国製加農攻守城砲で昭和五十一年春に今上陛下御在位五十年を記念して有志の寄進により車輪を修復した。


日露戦争の戦利品として明治42年6月に政府から奉献されたものだと書かれています。
加農攻守城砲とは「カノン砲」のことのようですね。
なぜ葛木坐火雷神社に奉献されたのか理由は書かれていませんでしたが、火雷大神を祀っていることが縁になっているのでしょうか?
確かに大砲って音とか雷鳴みたいに凄そうだし、火と雷がぴったりなのかも…。(適当;)

同じものが廣瀬神社にも置かれているようなのですが、こちらは水の神様を祀っているのでまた違ったいわれがあるのでしょうか?近々こちらも訪ねてみたいと思います。


大砲の周りを一周してみた

折角なので、テンションが上がって沢山撮った大砲の写真を一挙に掲載しておきます!
葛木坐火雷神社(笛吹神社)
葛木坐火雷神社(笛吹神社)
葛木坐火雷神社(笛吹神社)
葛木坐火雷神社(笛吹神社)
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

神社の中にカノン砲…。何度見てもやっぱり凄い存在感です。


境内を散策


イチイガシ林の下には摂末社がいくつかありました。

▼左から、森本神社・浅間神社・空室神社
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼梅室神社
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

この日はお供え物もお正月仕様?になっていました。


更に石段を登って拝殿へ

大砲がある広場から、更に石段を登ったところに本殿と拝殿があります。

葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼拝殿へ向かう途中にある石柱がなんだかいい感じ!
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼こちらが拝殿です
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼神社に来たらついつい撮ってしまう狛犬さん
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼絵馬も大砲!
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼お守りやお札などが販売されていました
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

▼拝殿の奥には笛吹神社古墳があります
葛木坐火雷神社(笛吹神社)

神社の周辺には80基程の古墳が分布していて、笛吹古墳群を形成しています。その中の一つがこちらの古墳なのですが、長くなりそうなので笛吹神社古墳については、また別記事で書きたいと思います!


その他の写真


葛木坐火雷神社(笛吹神社)葛木坐火雷神社(笛吹神社)
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基本情報


住所  :葛城市笛吹448
電話番号:0745-62-5024
拝観料 :無料
駐車場 :あり(30台)
アクセス:近鉄「忍海駅」より徒歩30分
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