まいにち奈良づけ♪

奈良の話題を中心に、日々の出来事や制作の事などを気ままに綴っています♪奈良好きの方大歓迎です!
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香芝市内最大規模の前方後円墳「狐井城山古墳」(香芝市)

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最近の週末は奈良検定の勉強&健康&グルメツアーを兼ねて、奈良歩きにいそしんでおります!
歩いて奈良を巡ると小さな所にも色々と発見があって楽しいです。毎回最寄り駅を決めて散策するのですが、先週は「近鉄下田駅」周辺をブラブラしてきましたよ〜♪

今回は奈良検定のテキストにも載っていたので、立ち寄ってみた「狐井城山(きついしろやま)古墳」の事を記事に書いておこうと思います。

近鉄下田駅から徒歩15分ほどのところにある「狐井城山古墳」を訪ねました


AM9:05頃 「近鉄下田駅」を出発!

近鉄下田駅

駅の出口付近に香芝市の案内マップがあったので、そちらをチェックしてから「狐井城山古墳」へ向けて南へ進路を取りました。

遠くに見えるあれは…?

狐井城山古墳

遠くに古墳らしきものが見える…けど、あれがただの丘なのか古墳なのかは判断出来ず。(←奈良あるある?)でも方角的にはあっているはずなので、とりあえずあの丘の方へ歩みを進めて行きます。

狐井城山古墳

民家の合間をぬって、スマホのナビを頼りに進みます。(地図が読めない私は、スマホナビがなければこの辺で確実に迷子になってると思います!)

AM9:20 おっ!古墳っぽいものが!!

狐井城山古墳

ナビの位置情報的にもこれが「狐井城山古墳」であることは確かなようです。

▼ちょいとフェンスが邪魔なので、フェンスの隙間から頑張って写真を撮ってみましたが…あえなく失敗(泣)※そもそもフェンス越しに撮ろうというのが間違いでした…。
狐井城山古墳

他のHPなどでは「周壕には豊かな水をたたえ〜」等の文章をよく見かけましたが、この日の周壕の水はあまり豊かとは言えません。

奈良検定のテキストには「狐井城山古墳」について以下のように書かれていました。

狐井城山古墳(きついしろやまこふん)
◎香芝市狐井 形式=前方後円墳 築造=六世紀前半頃

 全長約150㍍の前方後円墳で、墳丘は、中世に城郭として利用されたため、改変を受けているが、前方部が大きく開く形態で、築造年代を6世紀前半代に位置づけることができる。盾型の周壕と幅広の外堤をめぐらしている。埋葬施設は不明だが、かつて古墳東側で用水の樋として利用されていた石材が、竜山石製の長持形石棺の蓋石で、もともとはこの古墳のものであった可能性がある。位置やその威容から武烈陵とする説もある。


中世の頃に岡氏の関係者が城として利用していた?

狐井という場所にあり、かつて城郭として利用されていたから「狐井城山古墳」という名称なんですね〜。こちらのHPによれば、<戦国時代に岡氏の関係者が城として利用したと考えられる>とのこと。城郭だった当時はどんな姿をしていたのでしょう?想像が膨らみます。

またこちらのHPには<土橋付近の周濠は、空堀状態となっていて城の「空堀」の雰囲気を感じる。綺麗に整備されている訳ではないが、土塁状の遺構や墳丘部分を削平して曲輪とした部分も確認できた。>と書かれていました。元城郭だった形跡も残っているようです。

狐井城山古墳出土の石材??

埋葬施設については不明となっていますが、この古墳出土の可能性のある石材が5点あるそうです。
その内の3点と言われているものを、この日とは別の日に当麻寺〜高田市駅周辺を散策していた時に偶然見つけて写真を撮っていたので、載せておきます。

▼長持形石棺蓋石 附 石室天井石片(香芝市指定文化財)
長持形石棺蓋石 附 石室天井石片(香芝市指定文化財)

場所は狐井城山古墳の南方550mの阿弥陀橋の東詰北側付近です。
竜山石製の組合式長持形石棺蓋石が2点(左側と中央のお地蔵さんのような石がそれに当たるそうです。ふたがみ文化センター前庭に復元品が置かれています。)と、竪穴式石室天井石1点(右側の石)が祀られています。以前は橋板や用水路に転用されていたとのことです。
(ちなみに、写真奥にほんの少しだけ見えている山が「狐井城山古墳」です。)

古墳の形は航空写真で確認する

googleマップの航空写真で確認すると、↑で私が撮った古墳の写真は前方部のようです。一見丸く見えたので、現地では後円部部分かなと思っていましたが…違っていました。

狐井城山古墳

▼古墳の横を走る地元民の方。
狐井城山古墳

案内板もしっかりありました!

狐井城山古墳

古墳横の道を少し歩いて案内板を発見しました。奈良検定のテキスト内容を載せましたが、こちらの案内板の文章も以下に掲載しておきます。

狐井城山古墳(狐井・良福寺)
時代 古墳時代後期前半

 狐井城山古墳は、墳丘の全長約140m、後円部径約90m、前方部幅約110mで、その周囲に壕と外堤がめぐっています。北に前方部、南に後円部が位置する、香芝市内で最大規模を誇る前方後円墳です。壕と外堤の発掘調査で埴輪片が多数出土し、その特徴から5世紀末〜6世紀前半ごろに築造されたと推定されます。墳丘は発掘調査されていませんので、埋葬施設などは不明ですが、古墳の北東隅の外堤外側で、北流する初田川の中から竜山石(兵庫県産)製の刳抜式長持形石棺の蓋石と家形石棺の蓋石片が見つかっています。この石棺は、現在香芝市二上山博物館の前庭に保存、展示されていて、長持形石棺は香芝市指定文化財に指定されました。
 なお、戦国時代に土豪岡氏の関係者が城砦(狐井塁)として利用していたらしく、現在の墳丘は形状がやや改変されているようです。

平成22年3月 香芝市教育委員会


後円部はどんな感じになっているのか?周辺を探索してみました!

▼古墳南側の細い路地を抜けて進むと…
狐井城山古墳

▼畑の奥に後円部が見えていました。
狐井城山古墳

誰かの私有地っぽい雰囲気の場所だったので、いそいそと写真を撮って立ち去りました。(勝手に侵入してすみません;)

▼何かの実がなっていました。柿…じゃないですよね?
狐井城山古墳

▼後円部の壕部分。ここまで水は来ていないようです。
狐井城山古墳


■狐井城山古墳の情報■

所在地 :香芝市狐井中山


大きな地図で見る

アクセス:近鉄下田駅より 徒歩15〜20分
入場料 :見学自由
問合せ :0745-76-2001(香芝市教育委員会)
駐車場 :なし
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3 Comments

カチャーチャン says..."No title"
古墳めぐり、奈良県にはたくさんの古墳があり初期の古墳から終末期までのまるで古墳の見本市の様な場所が奈良県ですね。
天理周辺にもたくさんの古墳があり石室に入れるものまで・・・私もいくつかの古墳は石室までは行ってきましたが築造年代によって作り方や大きさなどの違いが中々面白いです、盗掘に遭っているところが多くて(だから石室内に入れるのですが)残念ですが中々楽しめます・・・。
2013.12.13 20:06 | URL | #- [edit]
カチャーチャン says..."No title"
追伸、
赤色の実、カラスウリの実です。
2013.12.17 13:30 | URL | #- [edit]
ヨシノ says..."No title"
●カチャーチャンさん●

いつも返信が遅くなりすみません^^;

>奈良県にはたくさんの古墳があり初期の古墳から終末期までのまるで古墳の見本市の様な場所が奈良県ですね。

奈良県内には8000基以上も古墳が存在していますもんね!全部見て回るのは流石に厳しいかもですが…奈良検定のテキストに出て来ている古墳はとりあえず押さえておきたいと思います。

>天理周辺にもたくさんの古墳があり石室に入れるものまで・・・

石室にまで入れるものはワクワク感倍増ですね(笑)オススメの古墳などありましたら教えて下さい〜♪
※有名どころ(?)は大体見て回ったと思うのですが…まだまだ行っていない古墳が山ほどあります。

>追伸、
>赤色の実、カラスウリの実です。

カラスウリですか!!
植物には疎くて疎くて…^^;
教えて頂きまして、ありがとうございます♪
2013.12.18 14:56 | URL | #Q1dH3vdw [edit]

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